扉に傷を付けない為の養生として、壁の養生などで使用する資材を使うことが多くあります。扉の養生は、外からも当然見えるので、ご近所へのアピールにもなります。
養生をしていないと、家具や冷蔵庫の角で、簡単に凹んでしまいます。なにより、壁とは違い、万が一の際は補修で済まないケースが多い(要するに取替え)ので、気をつけなければなりません。
それと、養生とは違うかも知れませんが、『扉を外してしまう』という方法もあります。これは主に、部屋の扉が多いです。具体的には・・・
外開きの扉は、家具を入れ込むのに邪魔な場合があります。部屋に机、ベッド、本棚など、家具をたくさん入れる場合には、最初から扉をはずして作業を行います。これも傷を付けないための養生と言えますよね。
もちろんはずす際には注意が必要です。一人で持つのが大変な重さの扉があったり、上下の兆番に差込式になっているような場合は必ず最低2人で作業をしないといけません。
最近では、ワンタッチ式のような、一見簡単そうに見えるものでも、種類が沢山あるため、ベテランの作業員でも困難な扉もあります。私も一度、外し方がわからず、ハウスメーカーの方に、来ていただいたこともありました・・・ |