一斉入居において、引越し業者は『引越し幹事会社』とその名を変えます。
『引越し幹事会社』とは、マンション事業主や、管理会社などと提携し、引越しに関する全ての入居管理業務を行います。
入居管理業務については、次の『入居管理業務について』で詳しく説明しますが、目安として、総戸数が数十戸を超えるようなマンションだと必ず、入居管理業務が必要となります。
重要かつ不可欠な役割であることは間違いありません。
また、決して引越しのトラックだけではありません。入居の際には多くの方が、家具や電化製品を新調されます。この種の搬入なども管理の中に入ります。
入居管理業務を通じて、幹事会社側が最も苦労するのは、多くの入居者が持たれがちな、『どうして、ウチの引越しがしたい日にできないんだ!』とか、『ウチの引越しは自分でやるから、ほっといてくれ!』と言う発想です。
もちろん本音は、じゃあ、お好きにどうぞ・・。なんですが、すべての入居者が自由にされたらどうなってしまうのか?
引越し幹事会社の業務や役割を知っていただくことで、皆様のご入居がよりスムーズになることを願っています。
|