真空引きを単純に説明すると、「エアコンの管内にある大気(空気)や水分を真空にして引っ張り出してしまう。」と行った作業のことです。
新しいエアコン(HFC採用エアコン)には真空引きが必ず必要です。
今の新しいエアコンには今までのHCFC(R22)フロンにかわり、オゾン層を破壊しない新代替物質HFC(R410A)が採用されています。
この新冷媒(R410A)は今までのフロンと違い2種類のガスが混じっているため、取り扱いが非常にナーバスなものになっています。この新冷媒(R410A)はガスの比率が変わるとエアコンの故障の原因になります。
今までは1種類のガス(R22)だったため、真空引きをしなくてもあまりエアコンに影響がなかったので、真空引きをしない電気工事も多かったようです。
これらの知識を持ってる引越し営業マンとそうでない営業マンのどちらから「引越し」という商品を買いたいですか?下見の際に、エアコンの室外機を確認してガスの種類を見てくれる営業マンなんてほとんどいません。事前にエアコンの室外機側面のラベル(R22かR410Aと書いてあります)を確認しておきましょう。
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