荷物の破損と同様に、家屋の破損が起こる場合にも、やはり原因は不注意による所が多いでしょう。
但し大きな違いは、荷物の場合には持ち上げたり、それを動かすことによって破損が生じるのですが、家屋の場合は壁や床がほとんどとなるわけですから、養生の有る無しが大きく左右されてきます。
床に養生しないまま、冷蔵庫や重い家具をを引きずってみたり、フローリングへ直に、あちこちが角張っているベッドのパーツなどを置く事によって起きた破損は、起こるべくして起きた事ともいえます。
人為的な要素を大きく含んでいるんですね。
賃貸住宅からの退去の際には、それが直接借主の負担になるわけですから、余計にクレームは大きくなったりもします。
養生さえしておけば何も起こらなかったのであれば、それは業者側の怠慢と言えるでしょう。
プロの責任感をしっかり持ってもらいたいものです。 |