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転勤の引越しの紹介を受ける相手は、不動産業者とのお付き合いと同じく、引越し業者からすれば個人ではなく『法人』と呼ばれる相手になります。
同じ法人でも大きな違いは、『顧客紹介に対する引越し業者側が支払う手数料がない』事で、利害関係のないお客様とも言えます。
転勤者を抱える企業側からすれば、あくまでも業務を円滑に行う為のものであり福利厚生の一環です。引越し業者に対し見返り（紹介手数料）を求めることはほぼありません。
業者選定に当たっては、当初から引越し業者を１社に決めておく場合や、都度競合させる場合など、企業側の考えに基づきますので方法はさまざまです。
どれが皆さんにとって良いのかは一概に言えませんが、業者を選ぶ権利が個人にない場合はそこはある種ネックと言えます。
後で詳しく述べますが、費用負担に関しても１００％個人であったり、企業側であったり、付帯費用（サービス）には負担の制限があったり、これも会社によってさまざまです。
エアコン工事などでは引越し先での設置条件により別途費用が必要な場合もあります。事前に会社と個人の負担区分を確認しておき、『こんなことなら、先に聞いておけば良かった』なんて事にならないようにしたいものですね。
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